愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
こんにちは。名古屋トリガーポイント鍼灸院の安江です。
いよいよ梅雨に入りましたね。
雨の日が続くと、
出勤やお買い物など外出するのが面倒臭くなってしまいますよね。
気分的に落ち込みやすくなったり、
やる気が無くなって色々なことが嫌になる…ということが起こりやすい時期です。
なので今回は、
身体の健康に関することではなく
”心の健康”に関する内容をご紹介したいと思います!
”うつ病”と聞くと、
「落ち込みやすくなるだけでは?」と
あまり重要視されない方が多いのではないかと思います。
意外と知られていませんが、
厚生労働省が
『対策に重点的に取り組むべき疾患である』としている、
”5第疾患”
(癌、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)にもうつ病は該当しています。
また、
患者数は年々増加傾向にあり、
世界で年間3億5000万人が患うとも言われ、
日本では100人に6人が生涯にうつ病を経験しているとも言われています。
先程の5第疾患の癌・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病は
死亡リスクや寿命にかかわる事が広く知られています。
しかし…
「精神疾患は死亡リスクが高くない」と思われている方が多いのではないでしょうか?
ここからは、少し暗いお話しになってしまいますが、
重症うつ病の患者さんの
6人に1人は自殺に至ってしまう…という事も言われています。
また、
自殺された方の約7~9割の人が精神疾患を患っており、
なんと
その内の6~7割の人がうつ病を患っていたとのデータもあります。
これだけでも、
充分うつ病や精神疾患の重大性がご理解いただけたかと思います。
一度かかってしまうと治るのに
6ヶ月以上かかってしまうことが殆どなため、
かからないように普段から気を付けることが大切だと思います。
「心の弱い人」「真面目すぎる人」がなりやすいと思われがちですが、
実は心が弱かったり、真面目すぎでなくてもうつ病になるリスクは抱えています。
というのも、意外な原因が2020年に発表されています!
このウイルスは、
幼少期にほとんどの方が患っている突発性湿疹の原因ウイルスです。
一度感染すると体内に長期間潜伏するので、
ほとんどすべての方が持っているウイルスです。
その原因は
”ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)”というウイルスです。
疲労やストレスを感じると、
唾液の中にこのウイルスが急増し、嗅球(匂いを感じるセンサー)に感染し
嗅球や海馬(記憶に関係する部分)などの脳細胞が死に、意欲減退などの
うつ症状が引き起こされるのではないかと言われています。
このウイルスを多く持っている人は、
そうでない人と比べるとうつ病のリスクは12倍以上も高かったそうです!
また、
栄養面やホルモンバランスも大きく関係していることがわかっています。
ビタミンB群や葉酸、
DHA・EPAなどが不足している食生活だと
うつ病のリスクが上がるということが言われています。
ビタミンB群やDHA・EPAを多く含む食材としては、
マグロ、サバ、貝などの魚介類や豚肉、レバーなどのお肉にも含まれています。
また、
朝食を食べないことが多い方もリスクが高いそうです!
朝起きてから日光30分程をしっかり浴びて
(日光を浴びることでもうつ病のリスクが下がるという報告があります。)
朝食に青魚や魚介の入った味噌汁などを食べると効果的ですね!
梅雨の時期だとなかなか日差しを浴びることも難しいので、
天気のいい日に積極的に外出するようにしてみて下さい。
普段と違った行動をすることも、脳にいい刺激になりますよ😊
ホルモンとは
血圧を上げたり下げたりといった身体の働きを調整してくれたり、
喜びやストレスなどの感情をコントロールしたりするなどたくさんの働きがあります。
その中でも、
女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)や
視床下部(ホルモンの分泌の調節機能)の働きがうつ病には大きく関わっています。
女性は
月経や出産、更年期などでホルモンが乱れやすいため
男性よりうつ病に罹りやすいです。
ホルモンは身体の中で作られているため、
その材料が不足することでも
感情のコントロールができなくなってしまいます。
そのため落ち込みやすいといった症状や、不安を感じやすくなってしまったりします。
そのホルモンの材料が、
先程【食生活の影響】でお伝えさせていただいた食材から摂取できます!
①
うつ病は誰でも罹る可能性があり、5大疾患に入るほど重要視されている病気です。
現在もまだわからないことが多い病気ですが、
不安や落ち込みやすい以外にも様々な症状があり
最悪の場合亡くなってしまう可能性のある怖い病気です!
②
一度うつ病に罹ってしまうと、治るのに期間がかかるためかからないように日頃から予防しましょう!
予防法としては、
以上のことを意識して、ホルモンバランスをできるだけ整えましょう!
③
うつ病のリスクを大きく上昇させる要因として
ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)をご紹介しましたが、このホルモンが増殖する要因は結局ストレスや疲れです。
なので、ストレス発散やしっかりと休息を取るようにして下さい。
④
言葉遣いも少し意識してみてください!
など普段使っている言葉を言い換えて自分のテンションを上げることも効果的だと思います!
うつ病の方は自分を責めてしまったり、
不安に陥りやすいので「なんとかなる」と思えなかったとしても
声に出してみることでほんの少しでも気持ちが楽になるかと思います。
うつ病は人によって症状も様々なため、世間的にも理解されにくい病気です。
もしご家族や会社の方がうつ病に罹ってしまい、
「どうしよう…。」「疲れた…。」と言っていたら
「なんとかなる」「よく頑張った」と声をかけてあげることも効果的だと思います。
そしてしっかりと休ませてあげて下さい。
梅雨やコロナなどの身の回り変化で気分がまいってしまわないように、
皆さんで声を掛け合ったり栄養に気をつけてこのつらい時期を乗り切りましょう!
この時期、痛みや身体の不調も重なり精神的に辛いという患者さんも多くいらっしゃいます。
そういった痛みに関することも是非一度ご相談下さい!😊
最後までご覧いただきありがとうございました!
今後も皆様の健康のお役に立つ情報を更新していく予定です。
楽しみにしていてください!
投稿者:安江 和馬
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