愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
治療内容及びその結果を記載した臨床症例集です。今後随時掲載していきます。
以前から肩こりがひどく、頭痛も1週間に1〜2回程度ありました。
頭痛が出ると市販の鎮静薬を服用して対処していましたが、ここ最近頭痛の回数が増えて、鎮静薬も効かなくなり
辛くなったため来院されました。
頭痛以外にも背中のコリや、腰痛がありました。
頭痛の出る部位:目の周り、側頭部、頭全体に広がることもある
1週間に1回ペース
初診時:頭痛の頻度は毎日あり、鎮静薬も毎日飲んでしまう。
2診目:ズキズキした痛みは感じなくなり、寝込む日が減った。腰痛もほとんど感じなくない。
3診目:頭痛で寝込む日が減ったため、料理をしっかり作れるようになり家族も喜んでいる。
4診目:頭痛の頻度は週に3日程度にへり、鎮静薬も週1から0 回で済んでいる。腰、背中も初診時の半分以下の症状とのこと。
中腰姿勢での作業が多く膝には負担がかかっているとのことです。
4年前に半月板損傷と診断され、外側半月板を手術しました。
その後一度、痛みは治まったが、中腰姿勢を続けていると再び膝外側の痛みが再発し、当院へ来院されました。
・仕事中の中腰姿勢で膝外側が痛い
・仕事後も痛みがありアイシングをする
膝の可動域や、その他理学検査に異常はなく、中腰姿勢を長時間続けていると痛みが出現するとのことでした。
そのため、中腰姿勢で負担の掛かる筋肉をピックアップして筋肉を触診し、圧痛を見ていくと
下の写真のように、外側広筋に圧痛を認めました。
外側広筋は大腿四頭筋と呼ばれるもも前の大きな筋肉の一つで、膝を伸ばす動きに大きく関わっています。
中腰姿勢や、スクワットのような動きの時には、膝を伸ばす方向に力を入れているため
外側広筋をよく使います。
このような動きで過負荷がかかり、外側広筋にトリガーポイントができると
外側広筋のトリガーポイントは下の写真のように膝の外側に痛みを出現させます。
10日に1回ペース
来院時 股関節外側から、ふとももの外側全体に圧痛があり、軽い指圧でも逃げるような反応(ジャンプサイン)が見られた
3診目 ペインスケール(最初の症状を10とする)10→6
5診目 ペインスケール(最初の症状を10とする)10→4
中腰姿勢はでは膝蓋骨の少し上に痛みがある程度に改善。仕事後の痛みも忙しいと少し感じる程度に改善。
8診目 問題なく中腰姿勢ができるようになり治療終了。その後1ヶ月経っても再発はありませんでした。