愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
担当:高橋
発症は2ヶ月ほど前で、右の頚~肩~腕~中指の痛みしびれを訴えている患者さまの症例です。
病院ではヘルニアかもと言われたり、別の病院ではヘルニアではないと言われたりといった状態でした。
日常生活では、
じーとしていても首~肩、脇の後ろ、うで全体~指(特に中指)にボワーンとした痺れ。
顔を上に向ける、パソコンなどで指を動かす、などの動作で症状が悪化します。
歩く時も腕を振るため痛みが出てしまいます。
顔を上に向ける動作の角度は30°までしか痛みのため動きませんでした。
私の場合は90°くらいまで動いています。
検査をしていく、多裂筋、斜角筋、棘下筋、小円筋、肩甲挙筋、上腕三頭筋、総指伸筋にトリガーポイントが見つかったため、これらの筋メインに鍼治療を行いました。
3診目 顔を上に向ける動作の角度 30度 → 65° 腕を動かした際の痛みはほぼ消失(パソコン、歩行など)上を向く動作ではやや痛み残存。
5診目 ペインスケール3(最初の症状を10とする)
6診目 痛み消失 上を向く動作時の痛みもなくなった。顔を上に向ける動作の角度 30°→85°
担当:高橋
1年前に肩関節の痛みと可動域制限を発症し、石灰沈着性腱板炎と診断された方の症例です。
その後、痛みは良くなったが、リハビリなどを1年続けても可動域が変わらないため、何とかしたいとのことで来院されました。
来院当初は、
手をあげる動作では、うでと耳が付かないくらいで制限がかかってしまいます。
横から手を上げさせると、肩の高さまで上がらず制限がかかっていました。(屈曲125°、外転75°)
そのため、日常生活では上にあるものを取れないなどの悩みがありました。
見ていくと外旋、内旋角度も小さく
外旋、内旋に関係する筋肉に圧痛が著明でした。
下の図は外旋、内旋の図です。
手を上に挙げる際、わきの下のつっぱりもありました。
棘下筋、小円筋、肩甲下筋、大円筋、大胸筋
中心に鍼灸治療を行いました。
1回目の治療後、屈曲125°→130°、外転75°→90° まで変化しました。
8回目でほぼ左右差なく手を挙げられるようになっています。
長期間動かさずにいると筋肉は固まってしまいます。固まった筋肉は痛みの原因となるトリガーポイントを作ってしまいます。
このような症状の方ぜひ一度ご相談ください。
高橋