愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン

臨床症例集(2017年03月)

治療内容及びその結果を記載した臨床症例集です。今後随時掲載していきます。

 

腰部椎間板ヘルニアの手術を受け、一旦良くなった症状が再現した症例です。

担当:山崎

項目 内容
年齢・性別 45歳 男性
職業 飲食業
主訴 左殿部痛、左下肢後面のしびれ
現病歴 約1年前誘因なく主訴出現。腰部椎間板ヘルニアと診断され手術を行ったが症状が残存。「筋膜性疼痛症候群」のことを知り、当院へ来院。
治療内容 左殿痛 → 鈍痛

左下肢後面〜足部外側 → しびれ感(感覚が鈍い感じ)

腱反射(ATR)左消失、S1領域の左触覚鈍麻が認められた為、下肢のしびれ感はヘルニアによるものと想定。神経血流改善を目的に脛骨神経パルスを行う。

殿部痛は筋・筋膜性疼痛と考え中殿筋、大殿筋のトリガーポイントを刺鍼する。

経過 4診目 ふくらはぎのしびれ 消失

殿部痛 ペインスケール:2(初回を10とする)

現在長時間(2時間くらい)車の運転で殿部痛が強くなるため加療中。

腰痛から始まり、臀部から下肢に激しい痛みが出現していた方の症例です。

担当:高橋

項目 内容
年齢・性別 54歳 男性
職業 公務員
主訴 腰下肢痛
現病歴 12月頃に腰痛を発症。その後、殿下肢に激しい痛みが出現。さいとう整形外科リウマチ科の紹介で当院へ来院。
治療内容 臀部~下肢後面につった時のような痛み

日常生活では椅子からの立ち上がり、うがい、階段昇降時に痛み

神経学的所見が認められず、腰部、臀部に普段の痛みを再現するが認められた為、同部位に鍼治療を行った。

経過 3診目 痛くて動けなくなるほどの痛みは消失

5診目 立ち上がり、うがい、階段昇降の痛みはほとんど消失(たまに痛みが出現)

6診目 鋭痛は消失、鈍痛は残存

7診目 鈍痛消失

現在1ヶ月に1回のペースで来院していただき再発防止に努めています。