愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
新着情報の一覧です。
目次
当院は整形外科クリニックの連携施設であり、整形外科では取り切れなかった
慢性の「痛み」治療を得意とする名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院です。
慢性痛の中でも、頭痛で困っている患者さんはたくさん通われています。
当院では、頭痛を専門とする鍼灸師が常駐しており
薬物療法がうまくいかなかった患者さまや、頭痛を根本から治したいという患者さまに対して
「筋肉のこりであるトリガーポイントを改善する」
という新たな切り口から頭痛を改善します。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、
「出会った人の楽しい明日のために」
という理念を掲げています。
頭痛があることで
・日常生活にどのような影響がでているのか
・頭痛に対して、どのような感情をいだいているのか
など、詳しく問診を行い
皆様が”楽しい明日に”なるようサポートさせていただきます。
・現状の頭痛に対しての影響度がどれくらいなのか把握するためのシート
・痛みに対してどのような感情をいだいているのかを把握するシート
上のシートを記入します。これに基づいて問診・検査を行っていきます。
事前に問診票をダウンロードし印刷、記入するか、オンライン問診票を記入していただくとスムーズにご案内可能です。
筋肉に過負荷を与えると硬結(こり)が出来ます。
このこりを放置していると、周辺部位にも痛み(関連痛)を引き起こしてしまいます。
これを「トリガーポイント」と言います。
頭痛症状が強い人ほど、頭頚部のトリガーポイントの数が多い傾向があると言われています。
そのため、トリガーポイント治療に有効的な
鍼や灸を使って治療します。
必要であれば、超音波画像装置(エコー)を用いながら、トリガーポイントを突き止めて治療します。
頭痛で悩んでいる患者さまは
筋肉のトリガーポイントが原因で、頚部の動きが悪くなる傾向があります。
特に、上位頚椎の可動域の悪さは頭痛と関連があることが報告されています。
テストを行った際に、可動域が悪かったり、痛みのため途中で止まってしまうことがあります。
そのような「伸びない、縮まない筋肉」を鍼や灸で治療することで
頭痛を改善へと導きます。
頭頚部の筋肉が固まってしまう原因は、日々の不良姿勢も関係します。
レントゲン写真を用いたいくつかの研究では
下の写真のように、頭が前にいき顎を突き出すような姿勢(forward head posture)と頭痛との関連性が示されています。
①胸の筋肉を緩めて、巻き肩を改善すること
②前頚部の筋肉を鍛えて顎を引き、後頚部の負担を減らすこと
これらの治療をすることで、せっかく良くなった頭痛が
再び悪化してしまうことを防ぎます。
辛い頭痛を一人でかかえこまず、ぜひ一度ご相談ください。
頭痛の治療は薬物治療だけではありません。
薬が効かなかった。最近薬を飲みすぎている。もっと違う治療アプローチを試してみたい。
頭痛治療経験の豊富な名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院にご相談くださいませ。
コンテンツ作成:髙橋 健太
名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師
【資格】鍼灸師、コアコンディショニングトレーナー
【主な学会発表歴】
第72回全日本鍼灸学会「片頭痛における頭蓋周囲筋の鍼治療が有効であった一症例」
第51回日本頭痛学会「頭蓋周囲筋へのトリガーポイント鍼治療により頸椎可動域及び片頭痛を改善した一症例」
【経歴】鍼灸免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
こんにちは!
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院です!
今回は、
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)について解説していきます!
皆さんは胸郭出口症候群って聞いたことありますか??
胸郭出口症候群は、
上肢の痺れだけでなく肩こり・頭痛などの不定愁訴もしばしば引き起こします。
また、スポーツ領域でも野球選手の投球障害肩や肘痛にも合併していることがあります。
今回は胸郭出口症候群の方の、名古屋トリガーポイント鍼灸院での治療方法の紹介をしていきます!
他に手や腕の痺れの原因になる疾患として、
頚椎症、胸郭出口症候群、手根管症候群などの神経絞扼障害などがあります。
また、そのどれにも当てはまらずに頚~手にかけて同様の症状がある病態を頚肩腕症候群ともいいます。
詳細はこちらの記事←をご覧ください。
胸郭出口症候群とは、写真の①・②・③の部位で神経や血管の圧迫・牽引が起きることで
上肢の痺れや怠さ・痛みなどの症状を起こす疾患のことを言います。
・圧迫型
→神経や血管が鎖骨と肋骨の間などで圧迫されることで症状が起こります。
なで肩・巻き肩では鎖骨と肋骨の間が狭くなり圧迫されやすい姿勢となってしまいます。
鍼治療ではまず、姿勢の改善を目的に治療していきます。
なで肩・巻き肩などにより狭くなってしまった鎖骨と肋骨の間の空間にゆとりを引き出すことで、血管・神経にかかる負担を軽減し症状緩和を促します。
腕を上げている姿勢で症状が誘発されることがある為、日常生活の姿勢や動作に対してアドバイスも行っています。
・牽引型
→なで肩などの不良姿勢により神経が牽引されることで症状が起こるものを言います。
腕を下に引っ張って,神経を牽引することで症状が誘発されることがあります。
鍼治療では、胸部や背部の筋肉を緩めたり、僧帽筋を鍛えて姿勢を改善することで
神経が牽引されないような状態を作ります。
・混合型
上記2つが混合しているものを言います。胸郭出口症候群のほとんどが混合型と言われています。
皆さんはどのタイプに当てはまりましたか?
肩こり・背中の痛み・頭痛・不眠・めまいなどの自律神経症状を同時に引き起こすことがあるので早めの治療をおすすめします。
40代 女性 主訴:朝の手の痺れとこわばり
〈自覚症状〉
他施設で、腕のマッサージを受けていたけど改善しなかったため、当院も併用されました。
手を上にあげて寝ていると痺れてくるとのことでした。
〈他覚所見〉
*写真は実際の患者ではありません。
・Roos テスト:腕を写真のように挙げて、グー、パーを行います。3分以内に怠さや痺れ等で腕を下ろしてしまうと陽性です。
・90°外転外旋テスト:写真のような姿勢をとってもらい、痺れが誘発されたり、橈骨動脈の拍動が消失、減弱したら陽性です。
この患者様は上2つのテストが陽性だったため、胸郭出口症候群を想定して治療を行いました。
〈治療内容〉
肩甲骨の動きを改善する目的で、斜角筋、小胸筋等に鍼治療を行いました。
また鍼治療に加えて、小胸筋に対するストレッチを行いました。
〈結果〉
1診目:小胸筋の柔軟性↑
2診目:90°外転外旋テスト脈拍改善
3診目:朝の手の痺れ消失。手のこわばりに対して、前腕の鍼治療を追加。
6診目:手のこわばり NRS10→3(初回時の状態を10とする)
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、
鍼治療を行う前に超音波診断装置(エコー)を使って斜角筋停止部の事前評価を行っています。
圧迫が強くなかなか症状が良くならない患者さんでは連携のクリニックへ紹介することがあります。
写真は健常者の斜角筋の停止部のエコー画像です。
ISD(斜角筋三角底辺間距離)が狭い場合は、先天的(生まれつき)の圧迫が考えられます。
ISD(斜角筋三角底辺間距離)が狭く1ヶ月の鍼治療で効果が無い難治性の症例では連携している病院へ紹介しています。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、
腕の痛みや痺れで悩む多くの方が相談に来られます。
肩こり症状がある方、巻き肩やなで肩などで姿勢が気になる方で今は痺れの症状がなくても今後悪化していく可能性があります。
治療をせず痛みやしびれが酷くなってしまい仕事や日常生活にも影響が出てきてしまった。
そうなる前に原因を見つけしっかりと治療することが大切です。
当院ではエコーを用いた検査や可動域検査、問診などをしっかり行い、今までわからなかった痛みの原因を探していきます。
お一人お一人にあわせた治療プランで辛い症状を私たちと一緒に治していきましょう!
少しでも辛いなと感じる方は症状が酷くなる前に当院のエコーを使用するトリガーポイント治療をお試し下さい!
その他、ご質問や、気になる症状がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
コンテンツ作成:髙橋 健太
名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師
【資格】鍼灸師、コアコンディショニングトレーナー
【主な学会発表歴】
第72回全日本鍼灸学会「片頭痛における頭蓋周囲筋の鍼治療が有効であった一症例」
第51回日本頭痛学会「頭蓋周囲筋へのトリガーポイント鍼治療により頸椎可動域及び片頭痛を改善した一症例」
【経歴】鍼灸免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
名古屋市名東区一社駅から徒歩1分!土日祝日も営業している整形外科医監修の鍼灸院
肩こり、腰痛、ヘルニアなど痛みやしびれでお困りなら名古屋トリガーポイント鍼灸院までご相談ください
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
こんにちは!
名古屋トリガーポイント鍼灸院です。
数年前からぎっくり腰を繰り返している方で
今回、着替えをしている時にギクッときて来院されました。
「数年前からぎっくり腰を繰り返してい、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
昨日も着替えている時にギクッとしました。」
この方、10年前くらいから何度も、ぎっくり腰を繰り返していて
今回も、軽いぎっくり腰になってしまったとの事でした。
初めてぎっくり腰したのはいつですか?
どんな動作ですか?
普段、どんな動きや姿勢が多いですか?
問診を詳しくとったところ、
しゃがみ動作や、前かがみの動きでぎっくり腰を起こす事が多いようでした。
仕事では毎日1万歩以上歩くということでした。
日常生活の中でどのような動きの時に痛みが出るのか、普段どのような動き姿勢が多くてどこの筋肉を酷使しているのか
問診により、このようなことをヒントにしながら痛みの原因筋をつきとめていきます。
どのような動きで痛みが出るのか確認していくと
特に前屈と後屈で痛みが強いことが分かりました。
うつ伏せになって触診していくと…
「先生、それです!」
左の多裂筋を指圧したときに、「まさにそれ!」という痛みが出ました。
このような場所を見つけて治療していきます。
さらに筋膜の繋がりを意識して殿部や脚の方まで触っていくと、
大殿筋、中殿筋を中心にいくつかトリガーポイントが見つかり、それらも治療していくことにしました。
多裂筋とは、前屈や後屈で痛みを出す筋肉の代表格で
背骨に沿って、深部に通っている筋肉です。
あまり遠くには関連痛を飛ばさない筋肉ですが、
痛みの原因になっていることが多い筋肉です。
ぎっくり腰にはとても関係の深い筋肉です。
脊椎に沿ってくっついている
多裂筋をエコー下刺鍼で緩めていきます。
1診目治療後 治療前の前屈、後屈時の痛みが緩和しました。
2診目 痛みの場所が変わりました。前回よりも外側が気になっていたため、そちらの筋肉に刺鍼しました。
3診目 ペインスケール2 (最初の症状を10とする)
現在も治療中
Q1. 当院に来られる前は、どのような症状でお悩みでしたか?
A1. 殿部痛、腰下肢痛
腰からお尻、太ももにかけて違和感があり、階段を上る時や車に乗る時に足が上がらずに激痛がありました。
Q2. 何で当院を知りましたか?
A2. さいとう整形外科のチラシ
Q3. 当院に来られて良かったことはなんですか?
A3. 日常生活にも支障があり「藁にもすがる思い」で当院に足を運びました。昔から鍼灸は苦手で最初は半信半疑でしたが、先生の指示に従って回数を重ねた結果、ウソの様に痛みが取れ、とても楽になりました。
Q4. 施術を受けられたご感想をお願い致します。
A4. 整形外科医の監修の元、専門的な知識に基づいた施術は安心して受ける事が出来ました。トリガーポイント鍼や筋膜リリース療法が当院の特徴ですが、これが短期間での改善につながったと感じました。また隣の「ファシア」との併用もおすすめです。
半年前から、右膝の痛みでお悩みの患者様より、喜びの声をいただきました。
今後の励みになります。ありがとうございました。
質問項目
1 当院に来られる前はどのような症状でお悩みでしたか?
2 当院を何で知りましたか?
3 来院してよかったことは何ですか?
4 施術を受けられた感想があればお願い致します。
膝痛で階段の下りが怖くて降りられないのと、びっこで道路を歩きにくい等の症状があり、コロナの影響で外出を控えいた為に起きたと思います。手遅れになってはいけないからと、治療に踏み切りました。
数年前から色んな情報で。今回は整形の斉藤先生から紹介して頂きました。(←当院の提携施設である、さいとう整形外科リウマチ科からのご紹介です。)
担当の先生が真面目な方で、よく話を聞いて下さり、治療をして下さったので安心していました。
また、交通便利がありがたかった。
おかげさまにて、杖も必要なく歩ける様になりました。
足は両足で一緒なので、もう片足も大切にしていきたいと思っています。
患者様の主観的なご意見・ご感想です。あくまでも参考までにご覧ください。
この患者様は、もともと当院が提携している「さいとう整形外科リウマチ科」に通っていた患者様でした。
病院でハイドロリリースをを行いましたが、局所だけの治療では効果が今ひとつであり、当院へ紹介されました。
当院では膝局所だけでなく、殿部や股関節周囲も含めて治療を行い、広範囲へのアプローチが功を奏したのではないかと思います。
来院当初は痛みの為、杖を突いて来られましたが
鍼治療により歩けるようになり、近場の小旅行も行けるようになりました。
嬉しいコメントをありがとうございます!
担当:高橋
下の公式LINEボタンからご予約も可能です。
(お急ぎの方や、公式LINEの使い方がわからない方はお電話にてお問い合わせください。)
名古屋市名東区一社駅前、整形外科医監修の鍼灸院
名古屋トリガーポイント鍼灸院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
おすすめ記事
座り作業の仕事が多くて
「お尻が痛くなってくる」という患者さんは非常にたくさんいます。
今日はこのような症状の1例を紹介したいと思います。
1年半前から、座り作業をきっかけに徐々に痛くなり
休業をしなければいけないほど痛くなってしまいました。病院に行くとヘルニアからくる坐骨神経痛と言われ痛み止めを処方。しかし、痛み止めが効かなかったのでペインクリニックでブロック注射をすることにします。しかし、ブロック注射も効きませんでした。
結局、筋肉の痛みに理解のある整形外科に行き、リハビリを続けて少しずつ回復していきました。
「半分以下の痛みにはなったけど、そこから変わってかない…。違う治療に変えてみよう。」
との思いで、当院に受診しました。
・ずっと座り仕事なので仕事中も痛みを我慢している
・前屈で痛みが悪化
・前屈みをすると痛みを思い出して悪化する感じがするので、控えてしまう。
一時期のピークよりは落ち着いているので、痛みを0にしたい。
仕事中も楽に座っていられるようになりたい。
病院ではヘルニアと診断されていましたが、筋肉のトリガーポイントが痛みの原因になっていることがよくあります。
今回の場合、大腿方形筋という座った時に座面と当たる筋肉に
強く圧痛が出ていました。また、近くを通る坐骨神経の滑走も悪かったので
筋筋膜の痛みと想定して、大腿方形筋と坐骨神経周囲の鍼治療を行いました。
出典:ヒューマン・アナトミー・アトラス2021
1診目 大腿方形筋、ハムストリング、内転筋、坐骨神経周囲を治療
2診目 翌日は調子良かったが、次の日に戻ってしまった。
5診目 治療後2、3日は痛みを感じなくなった。この時から筋膜の繋がりを意識して腰背部の治療を追加した。また、鍼に慣れてきたため大腿方形筋の 深部 を鍼治療していくことにした。最初の症状を10とすると5くらい。
7診目 劇的に良くなったとのこと。最初を10の症状とすると1まで下がった。この日からストレッチを少しずつ取り入れた。
10診目 殿部の痛み消失
痛みの程度が強かったため、7診目までは痛みのでる動きは極力させないようにしました。
その後は、痛くない場所のストレッチから始めました。
名古屋市名東区一社駅前の鍼灸院
名古屋トリガーポイント鍼灸院
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目次
《左腕を前から見た図》Visible Bodyより引用
テニス肘は通称で正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」という疾患です。
特にテニスなどのラケットスポーツにより発症しやすいことから「テニス肘」ともいわれます。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は30歳代〜50歳代に良く起こります。
パソコンなどのデスクワークで作業をしたり、
手首を反らしたり物を持ったりすると肘の外側〜前腕にかけて痛みが出ます。
外側上顆という肘の外側部分(図の●部分)に痛みを生じます。
加齢や繰り返される肘への負荷などにより、
筋肉などの軟部組織に炎症が生じ痛みを引き起こすと言われています。
また、重いものを持つ際や何気ない日常の動作でも、
肩関節や体幹に問題があり前腕を使い過ぎてしまうことも原因の一つであると考えます。
痛みを起こす主な原因動作として、
などが挙げられます。
また、利き手に発症することが多いと言われています。
《左腕を前から見た図》Visible Bodyより引用
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の主な障害部位は
手首を反らす働きの筋肉である
などが考えられます。
この中でも特に短橈側手根伸筋腱の付着部が特に多いと言われております。
上記3つの筋肉は、肘から手首に付いているため、
肘だけではなく前腕や手首にも痛みを感じることがあります。
これらの筋肉は肘の外側にある筋肉で、主に手首や指を反らす際に使う筋肉です。
この筋肉を主に使う動作としては、
などがあります。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の診断基準は以下の通りに定められております。
・外側上顆の伸筋群起始部に最も強い圧痛がある
・抵抗下手関節背屈運動で肘外側に疼痛が生じる
・腕撓関節の障害などの伸筋群起始部以外の障害によるものは除外する
上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン2019(改定第2版)
肘の外側に痛みを生じる病態には、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)以外にも
外側側副靭帯の損傷や関節内病変の滑膜ヒダ障害や関節包損傷、回外筋症候群などが原因になっている場合もあります。
当院では医師による診断行為はできませんが、以下のような方法などで鑑別を行っていきます。
肘を伸ばした状態と曲げた状態で手首を反らしてもらい、
術者が手首を曲げる方向に抵抗を加えます。
このときに肘の外側に痛みを感じたら短橈側手根伸筋の収縮時痛や付着部での痛みを疑います。
肘を伸ばした状態と曲げた状態で指全体を伸ばします。人差し指や中指などに抵抗を加えます。
このときに肘の外側に痛みを感じたら総指伸筋での痛みを疑います。
痛みのある部位や関連部位を丁寧に触り、痛みの原因となる筋肉を特定していきます。
詳細な部位に関してはエコーを用いてより細かく確認していきます。
ミリ単位の細かい腱の付着部を確認して痛みの原因となる部位を調べていきます。
また、腱の肥厚や石灰や炎症がないかなどの確認も行っております。
軽い炎症の場合は鍼治療での症状の改善が見込まれますが、
炎症が強く起きている場合はステロイド注射による治療が必要になることがあるため、
提携のクリニックへ紹介する場合がございます。
ただし、ステロイド注射は複数回、長期の使用による安全性に注意が必要となります。
そこで、上腕骨外側上顆に負担をかけている筋肉を鍼灸でほぐすことにより安全に、根本的な治療を行うことが可能です。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、問診や検査を丁寧に行い、痛みの出ている箇所をミリ単位で絞っていきます。
痛みの原因であるトリガーポイントや筋肉の硬結に対して鍼灸治療や筋膜リリースなどを行います。
肘や前腕は細かい部位となる上、血管や神経も多いため
当院では鍼治療を行う際にはエコーを用いて、痛みの部位や原因となる筋肉を見ながら鍼治療を行なっております。
そのため、安全に確実に痛みの原因に治療を行うことが可能です。
どこへ行っても良くならなかった…という方は
ぜひ当院のエコーを用いたトリガーポイント治療をお試しください!
コンテンツ作成:倉橋 千夏子
名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師
【資格】鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
【経歴】鍼灸マッサージ師免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。
トリガーポイント治療・エコーを使った安心安全効果的な鍼治療を行っております。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
名古屋市名東区一社駅から徒歩1分!土日祝日も営業している整形外科医監修の鍼灸院
肩こり、腰痛、ヘルニアなど痛みやしびれでお困りなら名古屋トリガーポイント鍼灸院までご相談ください
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
20代の頃から首肩のコリを感じていました。
10年前に閉経をきっかけに肩こりが悪化し、同じ時期にめまいと頭痛が頻繁に出るようになったとのことです。
その後「下向き作業の立ち仕事」をするようになり、さらに悪化しました。
とても悩んでおり、整形外科、リハビリ、ハイドロリリース、星状神経節ブロック、漢方…あらゆることを試したとのことです。
・頭痛の頻度は毎日
・頭の前のほうがモヤモヤする感じ
・首の痛み(うがいをする時など)
STEP1 ・頭痛を改善 ・首の痛みを改善
STEP2 ・その筋肉が凝る原因は?
・STEP1 ・頭痛を改善 ・首の痛みを改善
写真のように動かした時、斜線の部分に痛みを感じています。
どの動きをしても痛みを訴えており、日常生活では不便な様子が伺えます。
続いて、押して痛いところ(圧痛点)をチェックしました。
写真のように、天柱と風池というツボに強く圧痛が出ています。
ここを押すと頭や目の奥の方に関連痛を感じます。
実はこれらのツボの深部をエコーで確認すると大後頭神経という神経があります。
この神経も頭痛に関係している可能性があります。
天柱、風池をエコーで見ると、深部には大後頭神経があることが分かります。
今回の症例では、大後頭神経の周りの筋膜に鍼が当たると、頭の方に関連痛が出ていたので、今回はここを治療点としました。
また、首の動きも悪かったため、頚部から背部の筋膜治療も追加しました。
・STEP2 ・その筋肉が凝る原因は?
上のような姿勢をしていると、後頚部や後頭部に負担がかかってしまいます。
このような姿勢を改善させるために
・肩甲骨の動きを改善
・背部の脊柱起立筋を緩める
・腹筋を緩める
といった治療を行いました。
3診目 頭痛の頻度は毎日から週1回に減った。
5診目 頭痛薬を飲まなくなった。
6診目 肩こりをメインに治療開始(姿勢改善中)
こんにちは。名古屋トリガーポイント鍼灸院、院長の前田です。
この度、全日本鍼灸学会学術大会にて、演題発表をさせていただきましたことをご報告させていただきます。
第70回全日本鍼灸学会学術大会福岡大会は、2021年6月4日〜6月6日の3日間、オンラインで開催されました。
日本鍼灸学会とは、日本の鍼灸関連学会では最大規模のもので、今回はオンライン開催にもかかわらず、102題の一般演題登録がありました。
102題の演題の内、ほとんどは大学や専門学校などの研究・教育機関からの発表で、今回は18題が治療院などの臨床組織からの発表でした。(前田 調べ)
今回は「超音波画像診断装置を用いた経穴における安全刺入深度の検討」というタイトルで発表させていただきました。
鍼灸は治療効果も高く、評価されるべきと思いますが、まず「安全である」ことがとても大切かと思います。
鍼灸事故が度々報告されている中、この発表が少しでも鍼灸師の事故が減ることに寄与すれば幸いです。
今回の発表に関して、提携させていただいている整形外科医の斉藤究先生はじめ、多くの先生方に協力していただき、研究を進めることができました。
また、併設のリラクゼーションルームファシアのスタッフ・名古屋トリガーポイント鍼灸院の髙橋先生・安江先生、私の家族にも多大な協力と応援をしていただきました。
この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
私達、名古屋トリガーポイント鍼灸院の鍼灸師は、臨床だけでなく、研究も行う鍼灸師を目指しています。
研究は診療時間外で実施しており、日々勉強と実験を積み重ねることで、現代医学・チーム医療で通用する鍼灸治療を行うことを目的としています。
引き続き、鍼灸の発展に寄与できるよう、エコーを使った鍼治療についても引き続き研究を進めていきます!
今後とも名古屋トリガーポイント鍼灸院を宜しくお願い致します。
名古屋トリガーポイント鍼灸院
院長 前田寛樹
下の公式LINEボタンからご予約も可能です。
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名古屋市名東区一社駅前、整形外科医監修の鍼灸院
名古屋トリガーポイント鍼灸院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
仕事はシステムエンジニアで1日中パソコン作業。10年前から頭痛に悩まされていました。
マッサージに通いながら、良くなったり悪くなったりを繰り返して、騙し騙し生活していたそうです。
頭痛が首や肩こりが来ているだろうとの自覚があり、「筋膜リリース」と調べて当院にきてくださいました。
・頭痛2、3日に1回ペース
・重く締め付けられる感じで気分が下がる
STEP1 頭痛を改善
STEP2 その筋肉が凝る原因を改善
・痛みの原因は?
首の動きをチェックすると、前に倒した時に首の後に突っ張り感を感じ
頭痛のような嫌な感じもあるとの事でした。
筋肉を触診していくと、頭半棘筋という筋肉にトリガーポインが見つかりました。
この筋肉は後頭部や前頭部の方まで痛みを出す(関連痛)筋肉です。
今回はこの頭半棘筋をターゲットに鍼治療を行いました。
・エコー下でアプローチ
頭半棘筋の下には大後頭神経という神経が通っています。
この神経も頭痛に関係することが言われているので
頭半棘筋の治療に加えて、大後頭神経の周りをリリースするような徒手療法を行いました。
頭半棘筋は首の後ろの筋肉で、ここには天柱というツボもあります。
この部分を触って、悪い姿勢①と②をしてみてください。
筋肉がギュッと固くなったり、ピンと張って来るのが分かりますか?
こんな姿勢をとっていると頭半棘筋は常に緊張してしまい
血流が悪くなってトリガーポイントが作られてしまいます。
step2では、このような姿勢を改善するように
普段の生活を意識してもらったり、体幹の筋肉などをアプローチしていきます!
3診目 前後屈の張り感が弱くなったとのこと
4診目 頭痛の頻度 週1〜0回に改善
7診目 頭痛の頻度 週0回に改善