愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
スタッフのブログ
こんにちは。
名古屋市名東区「一社駅」徒歩1分にある
名古屋トリガーポイント鍼灸院(名古屋市 名東区)です。
名古屋トリガーポイント鍼灸院は、
名古屋で筋肉・筋膜性の痛みでお困りの方を中心に、
様々な痛みやお身体の不調に対して医学的に施術を行っている鍼灸院です。
目次
寝違えとは、
朝目が覚めると、首から肩・背中に痛みが出るといった症状です。
首を動かすと痛みがあり急に症状が出現し、痛みも比較的強いので日常生活にも支障を引き起こす方がほとんどです。
寝ている間に、首の不自然な姿勢が続くことにより筋肉や首の関節に負担がかかり痛みを引き起こしていることが原因と考えられます。
姿勢の悪さや、緊張、何気ない動作の繰り返しで
首の関節と関節を繋いでいる筋肉が固くなります。
その結果、
関節の動きが悪くなり、首を動かせる範囲が狭くなってしまいます。
この様な状態で、寝返りを行い動かせる範囲を超えて動いてしまったりすると痛みになってしまいます。
それがいわゆる”寝違え”になるわけです。
〈このような方は寝違えが起こりやすいです!〉
・デスクワークで下を向いていることが多い
・長時間同じ姿勢でいることが多い
・普段から首周りにコリを感じている
・睡眠の質が悪い(睡眠改善ブログはこちら→こりやすい体質。睡眠が関係してる!?)
寝違えは数日安静にしていれば、比較的早く痛みが治まるので放置してしまう方が多くいらっしゃいます。
ですが同じように放置していた方は、
「何度も寝違えたり、寝違えたのを放置していたら痛みが強くなってしまった。」
という症状で来院されています。
長年の痛みはその分、治療も長引いてしまいやすい傾向にあります。
何度も繰り返す寝違えや、痛みの長引く寝違えはお早めに治療することで早期改善を目指せます!
放置せずお早めに治療することをおすすめ致します。
寝違えで首が痛いというだけで、日常に支障が出てしまうのはもちろんですが、
普段、あまり首の大切さを意識されている方は多くはいらっしゃらないかと思います。
なので、少し首の大切さについてお伝えできればと思います。
首は胴体と違い、肋骨など別の骨の補強があるわけでもなく
腰のように太いわけでも有りません。
にもかかわらず、身体の10%ほどの重さがあると言われる頭を常に支えています‼
首に痛みのある方はお気づきかと思いますが、
普段の何気ない動作一つ一つで無意識のうちに首を動かしています。
首を動かさないことのほうが難しいほどです!
首には、大きくまとめても6つの生きるためになくてはならない大切なものがあります。
ただの”寝違え””首こり”と軽くみていると、首にある大切な器官の流れが悪くなってしまいます。
自律神経や血管が障害されると、
頭痛・めまい・イライラ・不眠・耳鳴りなどの症状を引き起こす可能性があります。
神経が障害されると、
手のしびれ・痛み・筋力低下などの症状を引き起こす可能性があります。
女性の場合、首周りの筋肉が衰えたり固くなってしまうと
顔のたるみやシワ、リンパの流れや血流悪化による肌荒れなどのリスクも考えられます。
・STEP1 首の動作時痛を改善
・STEP2 首に負担のかかる姿勢を改善
まずはどの方向へ動かした時に痛いのかチェックします。
痛い方向によって原因となっている筋肉が違うため、とても重要な検査です。
寝違えの際、よく痛みを訴えられる筋肉を3つご紹介したいと思います。
下を向く、上を向く動作で痛みが強い場合この筋肉が主な原因かもしれません。
(※痛みの原因となる筋肉が一つであることは、ほとんどありません!)
左右の振り向きや上を向く動作で痛みが強い場合この筋肉が主な原因かもしれません。
(※痛みの原因となる筋肉が一つであることは、ほとんどありません!)
左右の振り向きや首を横に倒す動作で痛みが強い場合この筋肉が原因かもしれません。
(※痛みの原因となる筋肉が一つであることは、ほとんどありません!)
繰り返し寝違えになる方は
根本の原因が解消されていない可能性があります!
寝違えになる患者さんのほとんどが、
首の関節や肩関節の動きが悪くなることにより発症しています!!
寝違えによる痛みが治まったからと言って、治ったわけではありません!
首の可動域が改善されていないと、また首に負荷がかかると寝違えになってしまうリスクが高いです。
問診・検査から得た情報をもとに、
腰の痛みを引き起こす原因となる筋肉・神経・脂肪組織・筋膜などを
エコー検査で特定し、安心安全により確実に原因となる組織へ施術を行います。
(※身体のすべての部位に使うわけではありません。)
首周りの施術はもちろん、
首へ負担をかける根本原因まで治療を行っております!
首の動きは、
肩関節や腰と連動して動くことが多いため、肩関節や股関節の固さなどの評価も行います。
当院は”鍼灸院”なので鍼治療がメインとなりますが、
なかには「鍼は怖い…。」「苦手」という方もいらっしゃいます。
そういった方には、
鍼以外の運動療法や筋膜リリース、お灸を使った施術や鍼の刺激量の調節も行っております。
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、
”痛みのある部位”と”痛みの原因”のどちらにもアプローチをし、
一刻も早い症状の改善を出来るよう努めております!
ご不明な点や症状に関しての
ご質問、ご予約は当院の公式LINEよりご連絡くださいませ!
コンテンツ作成:安江 和馬
名古屋トリガーポイント鍼灸院、鍼灸師、睡眠育成士、介護予防運動指導員
親切・丁寧な接遇、患者さんお一人お一人に寄り添った治療計画の提案や施術を心がけております。
うつ病や心の病についても勉強しておりますので、是非お声がけくださいませ。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
名古屋市名東区一社駅から徒歩1分!土日祝日も営業している整形外科医監修の鍼灸院
肩こり、腰痛、ヘルニアなど痛みやしびれでお困りなら名古屋トリガーポイント鍼灸院までご相談ください
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
こんにちは。
名古屋市名東区「一社駅」徒歩1分にある
名古屋トリガーポイント鍼灸院(名古屋市 名東区)です。
名古屋トリガーポイント鍼灸院は、
名古屋で筋肉・筋膜性の痛みでお困りの方を中心に、
様々な痛みやお身体の不調に対して施術を行っている鍼灸院です。
目次
ぎっくり腰とは
「魔女の一撃」といわれる程、急に強い痛みが出現する症状のことです。
痛みが強く、日常の「立つ」「歩く」といった
基本的な動作すら腰の痛みによって
普段のように出来なくなってしまうことが多いです。
あまりに痛みがひどい場合、
寝ることすらできない場合があります。
重いものを持ち上げたり、普段のふとした動作で”グキッ!”と痛める場合が多いです。
ぎっくり腰から何ヶ月か経った後にも、
「痛みが残っている」
「ぎっくり腰を繰り返す」
「腰をかばって他の場所も痛くなった」
と言う患者さんのお話をよく耳にします。
ぎっくり腰になってしまったらどうしたら良いのか
ぎっくり腰に対する『治療』と『考え方』を、
当院に来られた患者様の症例を交えて書いていきます。
ぎっくり腰になった時に、
身体の中で何が起きているのかについては、実ははっきりと解明されておりません。
ただ殆どのぎっくり腰の方が
腰回りの筋肉を触ると顕著に痛がることから、
腰の筋肉や関節の動きの悪さが関係していると言われております。
また、
首や股関節、膝関節の動きが悪くなることにより、
腰に負担がかかり発症している場合があります。
そのため、
当院では何をした時にぎっくり腰になったのかをお伺いして
腰に負担がかかる原因をあぶり出し根本から治療を行っております。
ぎっくり腰は痛みが強いため、
一般的に、動かずに安静にしていると早く治ると思われがちですが、
実は痛くない範囲で動かした方が早く治るという研究結果があります!
逆に、
動かさずにいると腰回りの筋肉が固まってしまい、
ぎっくり腰から数カ月後に
「痛みが残っている」
「ぎっくり腰を繰り返す」
「腰をかばって他の場所も痛くなった」
という状態に陥るリスクが増加してしまいます。
そのため、当院では「ここまでなら動かしても痛くない」という可動域を大きくし、
出来るだけ普段通りに動いていただけるよう施術を行っております。
ぎっくり腰の際、よく痛みを訴えられる筋肉は3つあります。
〈腰を後ろ側から見た図〉
前かがみの姿勢や身体を捻る際に痛い場合、この筋肉が原因かもしれません。
〈腰を後ろ側から見た図〉
前かがみの姿勢や腰を横に倒す際に痛い場合、この筋肉が原因かもしれません。
〈腰を後ろ側から見た図〉
前かがみの姿勢や腰を反す際に痛い場合、この筋肉が原因かもしれません。
繰り返しぎっくり腰になる方は
根本の原因が解消されていない可能性があります!
「重いものを持って腰を痛めた」
「座っている状態から急に立ち上がった」など、
痛めた際のその動きをしたから腰を痛めたと思われがちです。
しかし、
ぎっくり腰の殆どの患者さんが、
首や股関節、膝関節の動きが悪くなることにより、腰に負担がかかり発症しています!!
こういったギックリ腰は腰だけでなく、
股関節周りの施術も行うとより改善が早くなり”再発も防止”できます!
腰に負担をかける筋肉の中から、
原因となりやすいものをいくつかご紹介したいと思います。
〈腰を後ろ側から見た図〉
もも裏の筋肉は、
坐骨(イスに座った際に座面に当たる骨)から膝裏をつないでいる筋肉です。
そのため、
膝を曲げたり歩く際に地面を蹴る動きなどで使われています。
もも裏の筋肉が硬くなり、
坐骨(骨盤)を膝の方向へ引っ張ってしまうと猫背になってしまいます!
猫背になると、
背骨を支えている筋肉が硬くなり腰痛を引き起こします。
そのため、固くなった腰自体をほぐせばその時は楽になりますが、
腰に負担がかかる原因である
もも裏の筋肉の硬さが残っているとまた腰に負担がかかり痛くなるということが起こってしまいます。
〈腰を前側から見た図〉
腸腰筋は、骨盤の内側からももの骨をつないでいる筋肉です。
そのため、
・階段を登る際に足を上げる
・靴下を履く際に足を上げる
などで使っています。
腸腰筋が固くなると、骨盤が前に引っ張られるので腰が曲がったり、反り腰の原因となってしまいます。
反り腰になると、
背骨を支えている筋肉に常に力が入りやすくなってしまい腰痛を引き起こします。
そのため、腰自体をほぐせばその時は楽になりますが、
反り腰の原因である
股関節前の筋肉の硬さが残っているとまた腰に力が入ってしまい痛くなるということが起こってしまいます。
また、
下肢の痺れや筋力低下などの症状が出現した場合は
ぎっくり腰ではなく椎間板ヘルニアの可能性があります。
問診・検査から得た情報をもとに、
腰の痛みを引き起こす原因となる筋肉・神経・脂肪体・筋膜などを
エコー検査で特定し、安心安全により確実に原因となる組織へ施術を行います。
(※身体のすべての部位に使うわけではありません。)
先程ご説明させていただいた、
腰周りの筋肉(痛い場所)とそこに負担をかける筋肉(根本原因)
どちらも正確に触り分けたり、アプローチすることが難しい筋肉が多く
なかでも、腸腰筋の近くには神経や動脈が通っているためエコーなしでは危険な場所にあります。
こちらは、股関節の前側をエコーで見た画像になります。
白枠で囲われている部分が、先程ご紹介させていただいた腸腰筋(ちょうようきん)
という筋肉です。
腸腰筋の右側にある黄色丸で囲われた部分が神経、その上の赤線で囲われた部分は血管です。
この様に、血管や神経が筋肉の傍にあるため鍼を打つ際は注意が必要です!
また、治療効果においても筋肉は密接に並んでいる為ピンポイントで狙う際はエコーが必要になります!
腰周りの施術はもちろん、
こういった腰へ負担をかける根本原因まで治療を行っております!
腰の動きは、
股関節や大腿(もも)と連動して動くことが多いため、股関節や大腿の関節の固さなどの評価も行います。
当院は”鍼灸院”なので鍼治療がメインとなりますが、
なかには「鍼は怖い…。」「苦手」という方もいらっしゃいます。
そういった方には、
鍼以外の運動療法や筋膜リリース、お灸を使った施術や鍼の刺激量の調節も行っております。
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、
”痛みのある部位”と”痛みの原因”の両方の治療を丁寧に対応させていただきます。
一刻も早い症状の改善を出来るよう努めて参ります!
ご不明な点や症状に関しての
ご質問、ご予約は当院の公式LINEよりご連絡くださいませ!
コンテンツ作成:安江 和馬
名古屋トリガーポイント鍼灸院、鍼灸師、睡眠育成士、介護予防運動指導員
親切・丁寧な接遇、患者さんお一人お一人に寄り添った治療計画の提案や施術を心がけております。
うつ病や心の病についても勉強しておりますので、是非お声がけくださいませ。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
名古屋市名東区一社駅から徒歩1分!土日祝日も営業している整形外科医監修の鍼灸院
肩こり、腰痛、ヘルニアなど痛みやしびれでお困りなら名古屋トリガーポイント鍼灸院までご相談ください
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
たくさんの要因が複雑に絡み合って起こる慢性腰痛。
色々な事を試したけど、なかなかスッキリしないという方は多いかと思います。
日本では約10人に1人が腰痛を自覚していると言われ、職業性疾病の第1位である腰痛は社会問題にもなるほどです。
こちらのページでは慢性腰痛と鍼灸治療について解説していきます。
ぎっくり腰など、急性腰痛についてはこちらの記事をご覧ください。
目次
実は腰痛の約8割は、レントゲンやMRIをとっても異常がなく、原因のはっきりしない腰痛だと言われています。
この原因のはっきりしない腰痛を非特異的腰痛と言いますが、筋膜などの組織が痛みの原因になっていることが多くあります。
原因がはっきりしないといっても、筋膜や靭帯などの組織が痛みの原因になっていることが多いです。
「腰が痛い!」といっても腰の筋肉だけでなく、お尻や脚、足の裏の筋肉が関係していることもあります。
今回はお尻筋肉のセルフケアをお伝えしたいと思います。
ぜひ、やってみてください!
あわせて、反り腰の原因になったり、股関節の動きを悪くしたりする
“腸腰筋”のセルフケアも是非お試しください!
筋肉をほぐしてもなかなか痛みをとりきれないと悩んでいる方も多いかと思います。
なかなかスッキリしない慢性の痛みには「感作(かんさ)」というものが関係していることがあります。
人の体は長い間痛みを感じ続けていると、痛みに対するセンサーが過敏になってしまいます。
この過敏になった状態を「感作」と言います。
筋肉が凝り固まったトリガーポイントでは、痛みの物質が出現し、感作されてしまいます。
そして、感作されて強くなった痛みは脊髄、脳を通って痛み信号を送られ続けます。
そうすると、本来あるはずの痛みの抑制機序が壊れてしまい、さらに痛みを強く感じるようになってしまいます。
悪循環でどんどん痛みを強く感じてしまっている状態です。
ストレス、栄養不足、生活習慣の悪化なども
脳や内分泌機能の働きを悪くさせてしまうので感作の原因になります。
トリガーポイントとは、
コリが酷くなり、痛みセンサーが過敏化してしまっている状態のことを言い
指圧をするとズーンと響くような痛みがあったり、
押した場所から離れた部位まで痛みが響いたりするポイントのことを言います。
このように押した場所から離れた箇所に痛みが響くことを、筋肉の関連痛と言います。
トリガーポイントにより、腰の痛みを引き起こす筋肉の例をいくつかご紹介します。
《トリガーポイント(✖印)、痛みを感じる部分(赤色)》
こちらの画像は、最長筋(さいちょうきん)という背骨を支えている筋肉の図です。
図の✖印の部分にトリガーポイントができると、図の赤色の部分に痛みを引き起こします。
《トリガーポイント(✖印)、痛みを感じる部分(赤色)》
こちらの画像は、腹直筋(ふくちょくきん)というお腹の筋肉の画像です。
みぞおちや、下腹部にトリガーポイントができても腰や背中に痛みを引き起こすことがあります。
治療を受けても、なかなか腰の痛みが治らない場合はこういった腰以外のトリガーポイントが原因かもしれません!
昔から鍼灸治療は慢性腰痛に対してもよく施されてきました。
腰背部のツボに対する治療や、腎経などの脚に流れるツボへの治療などがあり
鍼灸治療で腰痛が治ったという人もたくさんいらっしゃるかと思います。
鍼灸にはこのような効果があります。
トリガーポイントに鍼があたると、「ズーン」とする感覚があります。
これを「響き」と言います。この「響き」を適度に感じることによって
壊れてしまった痛みの抑制機序の働きが活性する事が分かっています。
最近ではエコーの発達によって筋膜の癒着が見えるようになりました。
動かない筋膜を動かせる状態にする事で、痛みの原因になっているトリガーポイントを正常化させます。
エコーについてはこちらも記事を御覧ください↓
当院にも腰痛に悩まされている多くの方が来院されています。
過去に病院でレントゲンやMRIを撮影しても原因がわからない。と言われてしまった方も多いかと思います。
しかし
治療をせず、腰痛が酷くなってしまい仕事や日常生活にも影響が出てきてしまった。
そうなる前にしっかり筋肉をほぐす事が大事かと思います。
当院ではエコーを用いた検査や可動域検査、問診などをしっかり行い、今までわからなかった痛みの原因を探していきます。
お一人お一人にあわせた治療プランで辛い腰痛を私たちと一緒に治していきましょう!
少しでも辛いなと感じる方は、症状が酷くなる前に
当院のトリガーポイント治療をお試し下さい!
名古屋市名東区一社駅前、整形外科医監修の鍼灸院
名古屋トリガーポイント鍼灸院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
コンテンツ作成:髙橋 健太
名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師
【資格】鍼灸師、コアコンディショニングトレーナー
【主な学会発表歴】
第72回全日本鍼灸学会「片頭痛における頭蓋周囲筋の鍼治療が有効であった一症例」
第51回日本頭痛学会「頭蓋周囲筋へのトリガーポイント鍼治療により頸椎可動域及び片頭痛を改善した一症例」
【経歴】鍼灸免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
こんにちは!
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院の安江です。
「肘の内側が痛い…。」「家事や仕事で肘が痛い」こういったお声を多く耳にします。
今回はそのような
ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)の痛みについてお話させていただきます!
肘の内側が痛くなることで
意外とお困りの方が多い”ゴルフ肘”ですが、
実は、「ゴルフをしたことがないのにゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)と診断された」という方が少なく有りません。
”なぜゴルフをしていないのに、ゴルフ肘になるのか”
についてもお話させていただきます!
目次
ゴルフ肘というのは通称で
正式名称は
”上腕骨内側上顆炎”(じょうわんこつないそくじょうかえん)という
肘の内側の炎症を表しています。
腕の使い過ぎや、筋肉の疲労・炎症で肘の内側を痛めてしまった状態を
”ゴルフ肘”または”上腕骨内側上顆炎”と言います。
なぜゴルフ肘かというと、
ゴルフをする方に多く発症しているためです。
ゴルフのショットで、
肘の内側に負荷がかかり炎症を引き起こす事で発症するケースが多いです。
ゴルフをする方以外にも、
家事やお仕事でよく腕を使われる方でも
”上腕骨内側上顆”という肘の内側に炎症が起こると
”ゴルフ肘”となります。
これらの動きを繰り返す事で、筋肉が硬くなり炎症を引き起こします。
当院では
痛みのある動きや、
押して痛い部位を確認・検査し、
そこに上記の画像のようなエコーを当て痛みの原因となる組織を特定します。
同時に炎症の確認も行っております。
(※エコーで炎症が疑われた際、提携している整形外科へ紹介させていただく場合がございます。)
ほとんどの場合、
肘の周囲や肘につながる筋肉の硬さが痛みを引き起こしています。
肘の周囲には、たくさんの組織があります。
そのいずれかに問題が発生しても肘に痛みを引き起こします。
大きく分けると、
の3つあります。
ここでは、
肘の内側の痛みの主原因である筋肉についてお話いたします。
尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)
〈手を後ろ側から見た図〉
尺側手根屈筋は肘の内側にある筋肉で、
主に手首を曲げる際に使う筋肉です。
この筋肉を主に使う動作としては、
【日常】
重いものを持つ、包丁を使う
【仕事】
金槌で叩く、力仕事、介護関係
【スポーツ】
野球、バドミントン、剣道
などがあります。
浅指屈筋(せんしくっきん)
〈手を前側から見た図〉
浅指屈筋も、肘の内側にある筋肉です。
指を曲げる際に使う筋肉で、
重いものを持つ・握る・手首を曲げるなどの動作で
肘に痛みを感じる方はこの筋肉が原因の可能性が高いです。
この筋肉を主に使う動作としては、
【日常】
子供の抱っこ、重いものを持つ、握る、雑巾を絞る、
【仕事】
力仕事、介護関係、保育関係
【スポーツ】
ボールを握るなどの何かを握る動作をするスポーツ
などがあります。
(上記の動き以外でも痛みが出ることがあります。)
肘から離れた筋肉でも肘に痛みを飛ばすことがあります。
これを”トリガーポイント”による関連痛といいます。
肘に痛みを飛ばす筋肉の例として、2つご紹介いたします!
《トリガーポイント(✖印)、痛みを感じる部分(赤色)》
猫背の原因にもなる大胸筋という胸の筋肉ですが、
この筋肉のトリガーポイントでも、肘の内側に痛みを飛ばすことがあります。
《トリガーポイント(✖印)、痛みを感じる部分(赤色)》
肩のゴリゴリ音の原因にもなる前鋸筋という脇腹の筋肉ですが、
この筋肉のトリガーポイントでも肘の内側に痛みを飛ばすことがあります。
局所だけでなく、
痛みのある部位から少し離れた組織の影響も考慮しながら痛みの原因を探ります。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、
問診・検査から得た情報をもとに、
肘の痛みを引き起こす原因となる筋肉・神経・脂肪体・筋膜などをエコーで特定し、
安心安全。より確実に。原因となる組織へ施術を行います。
肘の内側は神経や血管が多いため、正しい解剖知識がないと鍼をすることが難しい部位です。
こちらは、左の画像の様に肘の内側をエコーで見た画像になります。
右の画像の青線で囲われている部分が、先程ご紹介させていただいた尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)という筋肉です。
そして、オレンジ線で囲われている部分が、浅指屈筋(せんしくっきん)という指を曲げる筋肉です。
その間にある、黄色線で囲われた部分が神経、赤線で囲われた部分は血管です。
この様に、血管や神経は筋肉の間や筋肉の中を走行している為鍼を打つ際は注意が必要です!
また、治療効果においても筋肉は密接に並んでいる為ピンポイントで狙う際はエコーが必要になります!
肘周りの施術はもちろん、
その部位へ負担をかける根本原因まで治療を行っております!
肘の動きは、
肩関節や手首と連動して動くことが多いため、肩や手首の関節の固さなどの評価も行います。
当院は”鍼灸院”なので鍼治療がメインとなりますが、
なかには「鍼は怖い…。」「苦手」という方もいらっしゃいます。
そういった方には、
鍼以外の運動療法や筋膜リリース、お灸を使った施術や鍼の刺激量の調節も行っております。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院にも、
ゴルフ肘などの肘の痛みに悩まされている多くの方が来院されています。
お一人お一人にあわせた治療プランで辛い痛みを私たちと一緒に治していきましょう!
少しでも辛いなと感じる方は、症状が酷くなる前に当院のトリガーポイント治療をお試し下さい!
コンテンツ作成:安江 和馬
名古屋トリガーポイント鍼灸院、鍼灸師、睡眠育成士、介護予防運動指導員
親切・丁寧な接遇、患者さんお一人お一人に寄り添った治療計画の提案や施術を心がけております。
うつ病や心の病についても勉強しておりますので、是非お声がけくださいませ。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
名古屋市名東区一社駅から徒歩1分!土日祝日も営業している整形外科医監修の鍼灸院
肩こり、腰痛、ヘルニアなど痛みやしびれでお困りなら名古屋トリガーポイント鍼灸院までご相談ください
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皆さん御存知の通り、脚は普段から意識せずともよく使っています。
そんな脚に痛みがあると、仕事だけでなく日常生活にまで支障が出てしまいますよね…。
さらに、放置しておくと変形が進み手術をしなくてはならなくなってしまうリスクがあります。
「できれば手術は避けたい」「寝たきりにはなりたくない!」こういったお声を耳にすることが多いです!
なので今回は、
膝の痛みについてお話させていただきます!
膝の痛みにお悩みの方に是非試していただきたいストレッチはこちら←
目次
そもそも膝が痛くなる原因とは一体何なのでしょうか?
下の図をご覧ください。
《下肢を前側から見た図》Visible Bodyより図引用
ご覧の通り、膝周りにはたくさんの筋肉や靭帯が付いていることがわかります。
これらの筋肉や靭帯が固くなってしまったり、
片方だけ引っ張る強さが強くなってしまうとバランスが崩れ、
正常に動くことが出来なくなってしまいます。
そのような状態で動き続けていると、
膝の痛みや変形を引き起こしてしまう可能性があります!
変形性膝関節症とは←クリック
痛みまで感じていない方も、痛みでお困りの方も
是非膝の状態を確認してみてください!
以下2つのチェック項目のうち、どちらか一つでも該当する方は
関節の動きの悪さにより膝の痛みが出ている可能性が高いです!
膝が少しでも気になる方は、ご自身の膝の状態をチェックしてみてください!!
①硬さチェック!
床や平らなところに座っていただき、膝を伸ばします。
この時に、膝裏と床の間に手のひらが入ってしまわないか確かめてみましょう!
②可動域(動かせる範囲)チェック!
①左の写真の様にお尻とかかとを付けた状態で、
②右の写真の様に膝を地面に向けてもも前にストレッチをかけます。
地面に向かって真っすぐ伸びるか確かめてみましょう!
※注意
※上の写真の様に前のめりにならないように気を付けてください。
※お尻と踵(かかと)が離れてしまわないように注意してください。
膝の痛みが有り、なおかつ上記のチェックで
膝と地面の間に隙間が空いてしまっている方や、
もも前のストレッチで、膝が真っ直ぐ地面に向かって伸びない方は、
関節の動きに関わる筋肉や靭帯の張りを取ることで、痛みも改善される可能性が高いです!
膝周りに付着する筋肉の硬さや、靭帯の張力バランスなどが関係しているとお話ししました。
もう少し細かくお話しすると、筋肉や靭帯の硬さにより
膝の関節が正常に動いていない
動かせる範囲が狭くなっている
ことにより、膝関節やクッションの役割をしている脂肪体
にストレスがかかり痛みを引き起こしています。
先程の膝の状態チェックは一人でも出来る物をピックアップしましたが、
当院では、他にもいくつかの検査を行い
それら検査の結果から原因となる筋肉を絞り込みます。
原因となる筋肉や靭帯の張力を緩め、
膝の可動域の改善や、痛みの改善を行っております。
トリガーポイントとは、
コリが酷くなり、痛みセンサーが過敏化してしまっている状態のことを言い
指圧をするとズーンと響くような痛みがあったり、
押した場所から離れた部位まで痛みが響いたりするポイントのことを言います。
このように押した場所から離れた箇所に痛みが響くことを、筋肉の関連痛と言います
トリガーポイントによっても膝に痛みを感じることがあります。
その場合、原因となる筋肉に
エコー・力を入れる・指で押す・ストレッチをかけることで見分けることができます。
トリガーポイントが存在する場合、
普段感じている痛みが再現される又は、
同じことをしているのに他の場所よりも痛みが強く感じます。
《大腿直筋のトリガーポイントの図》トリガーポイントと関連痛ガイドより引用
上の図は大腿直筋というもも前の筋肉です。
図からもわかるように
股関節にできたトリガーポイント(✖印)によって
膝蓋骨(膝のお皿)辺りに痛みを感じる事があります。
《外側広筋のトリガーポイントの図》トリガーポイントと関連痛ガイドより引用
外側広筋(ももの外側にある筋肉)に発生した
トリガーポイントによっても膝周りに痛みを感じることがあります。
この筋肉以外にも、
膝に関連痛を飛ばす筋肉はなんと約11筋もあります。
当院では、
上記の様に筋肉を治療することで痛みが改善されることも多く経験しております。
当院にも変形性膝関節症や膝の痛みに悩まされている多くの方が来院されています。
お一人お一人にあわせた治療プランで
辛い膝の痛みを私たちと一緒に治していきましょう!
少しでも辛いなと感じる方は、症状が酷くなる前に
当院のトリガーポイント治療をお試し下さい!
こんにちは。名古屋トリガーポイント鍼灸院の安江です。
いよいよ梅雨に入りましたね。
雨の日が続くと、
出勤やお買い物など外出するのが面倒臭くなってしまいますよね。
気分的に落ち込みやすくなったり、
やる気が無くなって色々なことが嫌になる…ということが起こりやすい時期です。
なので今回は、
身体の健康に関することではなく
”心の健康”に関する内容をご紹介したいと思います!
”うつ病”と聞くと、
「落ち込みやすくなるだけでは?」と
あまり重要視されない方が多いのではないかと思います。
意外と知られていませんが、
厚生労働省が
『対策に重点的に取り組むべき疾患である』としている、
”5第疾患”
(癌、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)にもうつ病は該当しています。
また、
患者数は年々増加傾向にあり、
世界で年間3億5000万人が患うとも言われ、
日本では100人に6人が生涯にうつ病を経験しているとも言われています。
先程の5第疾患の癌・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病は
死亡リスクや寿命にかかわる事が広く知られています。
しかし…
「精神疾患は死亡リスクが高くない」と思われている方が多いのではないでしょうか?
ここからは、少し暗いお話しになってしまいますが、
重症うつ病の患者さんの
6人に1人は自殺に至ってしまう…という事も言われています。
また、
自殺された方の約7~9割の人が精神疾患を患っており、
なんと
その内の6~7割の人がうつ病を患っていたとのデータもあります。
これだけでも、
充分うつ病や精神疾患の重大性がご理解いただけたかと思います。
一度かかってしまうと治るのに
6ヶ月以上かかってしまうことが殆どなため、
かからないように普段から気を付けることが大切だと思います。
「心の弱い人」「真面目すぎる人」がなりやすいと思われがちですが、
実は心が弱かったり、真面目すぎでなくてもうつ病になるリスクは抱えています。
というのも、意外な原因が2020年に発表されています!
このウイルスは、
幼少期にほとんどの方が患っている突発性湿疹の原因ウイルスです。
一度感染すると体内に長期間潜伏するので、
ほとんどすべての方が持っているウイルスです。
その原因は
”ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)”というウイルスです。
疲労やストレスを感じると、
唾液の中にこのウイルスが急増し、嗅球(匂いを感じるセンサー)に感染し
嗅球や海馬(記憶に関係する部分)などの脳細胞が死に、意欲減退などの
うつ症状が引き起こされるのではないかと言われています。
このウイルスを多く持っている人は、
そうでない人と比べるとうつ病のリスクは12倍以上も高かったそうです!
また、
栄養面やホルモンバランスも大きく関係していることがわかっています。
ビタミンB群や葉酸、
DHA・EPAなどが不足している食生活だと
うつ病のリスクが上がるということが言われています。
ビタミンB群やDHA・EPAを多く含む食材としては、
マグロ、サバ、貝などの魚介類や豚肉、レバーなどのお肉にも含まれています。
また、
朝食を食べないことが多い方もリスクが高いそうです!
朝起きてから日光30分程をしっかり浴びて
(日光を浴びることでもうつ病のリスクが下がるという報告があります。)
朝食に青魚や魚介の入った味噌汁などを食べると効果的ですね!
梅雨の時期だとなかなか日差しを浴びることも難しいので、
天気のいい日に積極的に外出するようにしてみて下さい。
普段と違った行動をすることも、脳にいい刺激になりますよ😊
ホルモンとは
血圧を上げたり下げたりといった身体の働きを調整してくれたり、
喜びやストレスなどの感情をコントロールしたりするなどたくさんの働きがあります。
その中でも、
女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)や
視床下部(ホルモンの分泌の調節機能)の働きがうつ病には大きく関わっています。
女性は
月経や出産、更年期などでホルモンが乱れやすいため
男性よりうつ病に罹りやすいです。
ホルモンは身体の中で作られているため、
その材料が不足することでも
感情のコントロールができなくなってしまいます。
そのため落ち込みやすいといった症状や、不安を感じやすくなってしまったりします。
そのホルモンの材料が、
先程【食生活の影響】でお伝えさせていただいた食材から摂取できます!
①
うつ病は誰でも罹る可能性があり、5大疾患に入るほど重要視されている病気です。
現在もまだわからないことが多い病気ですが、
不安や落ち込みやすい以外にも様々な症状があり
最悪の場合亡くなってしまう可能性のある怖い病気です!
②
一度うつ病に罹ってしまうと、治るのに期間がかかるためかからないように日頃から予防しましょう!
予防法としては、
以上のことを意識して、ホルモンバランスをできるだけ整えましょう!
③
うつ病のリスクを大きく上昇させる要因として
ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)をご紹介しましたが、このホルモンが増殖する要因は結局ストレスや疲れです。
なので、ストレス発散やしっかりと休息を取るようにして下さい。
④
言葉遣いも少し意識してみてください!
など普段使っている言葉を言い換えて自分のテンションを上げることも効果的だと思います!
うつ病の方は自分を責めてしまったり、
不安に陥りやすいので「なんとかなる」と思えなかったとしても
声に出してみることでほんの少しでも気持ちが楽になるかと思います。
うつ病は人によって症状も様々なため、世間的にも理解されにくい病気です。
もしご家族や会社の方がうつ病に罹ってしまい、
「どうしよう…。」「疲れた…。」と言っていたら
「なんとかなる」「よく頑張った」と声をかけてあげることも効果的だと思います。
そしてしっかりと休ませてあげて下さい。
梅雨やコロナなどの身の回り変化で気分がまいってしまわないように、
皆さんで声を掛け合ったり栄養に気をつけてこのつらい時期を乗り切りましょう!
この時期、痛みや身体の不調も重なり精神的に辛いという患者さんも多くいらっしゃいます。
そういった痛みに関することも是非一度ご相談下さい!😊
最後までご覧いただきありがとうございました!
今後も皆様の健康のお役に立つ情報を更新していく予定です。
楽しみにしていてください!
投稿者:安江 和馬
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名古屋市名東区一社駅前の鍼灸院
名古屋トリガーポイント鍼灸院
電話予約・お問い合わせ 052-753-3231
以前から肩こりがひどく、頭痛も1週間に1〜2回程度ありました。
頭痛が出ると市販の鎮静薬を服用して対処していましたが、ここ最近頭痛の回数が増えて、鎮静薬も効かなくなり
辛くなったため来院されました。
頭痛以外にも背中のコリや、腰痛がありました。
頭痛の出る部位:目の周り、側頭部、頭全体に広がることもある
1週間に1回ペース
初診時:頭痛の頻度は毎日あり、鎮静薬も毎日飲んでしまう。
2診目:ズキズキした痛みは感じなくなり、寝込む日が減った。腰痛もほとんど感じなくない。
3診目:頭痛で寝込む日が減ったため、料理をしっかり作れるようになり家族も喜んでいる。
4診目:頭痛の頻度は週に3日程度にへり、鎮静薬も週1から0 回で済んでいる。腰、背中も初診時の半分以下の症状とのこと。
中腰姿勢での作業が多く膝には負担がかかっているとのことです。
4年前に半月板損傷と診断され、外側半月板を手術しました。
その後一度、痛みは治まったが、中腰姿勢を続けていると再び膝外側の痛みが再発し、当院へ来院されました。
・仕事中の中腰姿勢で膝外側が痛い
・仕事後も痛みがありアイシングをする
膝の可動域や、その他理学検査に異常はなく、中腰姿勢を長時間続けていると痛みが出現するとのことでした。
そのため、中腰姿勢で負担の掛かる筋肉をピックアップして筋肉を触診し、圧痛を見ていくと
下の写真のように、外側広筋に圧痛を認めました。
外側広筋は大腿四頭筋と呼ばれるもも前の大きな筋肉の一つで、膝を伸ばす動きに大きく関わっています。
中腰姿勢や、スクワットのような動きの時には、膝を伸ばす方向に力を入れているため
外側広筋をよく使います。
このような動きで過負荷がかかり、外側広筋にトリガーポイントができると
外側広筋のトリガーポイントは下の写真のように膝の外側に痛みを出現させます。
10日に1回ペース
来院時 股関節外側から、ふとももの外側全体に圧痛があり、軽い指圧でも逃げるような反応(ジャンプサイン)が見られた
3診目 ペインスケール(最初の症状を10とする)10→6
5診目 ペインスケール(最初の症状を10とする)10→4
中腰姿勢はでは膝蓋骨の少し上に痛みがある程度に改善。仕事後の痛みも忙しいと少し感じる程度に改善。
8診目 問題なく中腰姿勢ができるようになり治療終了。その後1ヶ月経っても再発はありませんでした。
なお、当院では新型コロナウイルス感染予防対策として以下の取り組みを実施しています。
目次
「20年以上肩こりです、、、」
「肩こりが酷くたまに頭痛もきます、、、」
「肩も首もガチガチです、、、」
そんな患者様が当院にも多く来院されています。
首こり・肩こり・頭痛にお困りのかたは
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院へご相談ください。
色々な対処法を試されても、なかなか改善しない肩こり。
改善しない原因は大きく分けて2つあると考えています。
肩こりの原因となっている「頭を支える筋肉」
浅い所から、深いところまで、
首や肩には様々な筋肉が存在しています。深いところでは3−4センチ。
このような深い筋肉にも「こり」はできます。
あなたが辛い!と思われている「こり」に、
マッサージや電気などの効果が実際には「届いていない」かもしれません。
いざ、良い姿勢を取ろうとしても、
そもそも良い姿勢が取りづらい場合もあります。
筋肉の緊張や「こり」によって、関節の可動域が悪くなっている場合、
姿勢矯正などで一時的に良い姿勢を作ったとしても、
元に戻ってしまう事が懸念されます。
肩こりで特に「こり」やすい筋肉である
についてご紹介いたします。
他にも首こり・肩こりに関連する筋肉はたくさんあります。
僧帽筋は肩の表層にある大きな筋肉です。
特に上部線維という首から肩を結ぶあたりで肩こりを感じやすいと思います。
僧帽筋上部線維は肩をすくめる動作で使うため、
僧帽筋がこっている方は無意識に肩が上がり「こり」を助長させています。
また、
頭や腕を支えているため
常に負担がかかり「こり」やすい筋肉です。
さらに、
姿勢が悪くなると
頭を支えるために頸部にかかる負担が増え、僧帽筋の上部線維は発達します。
そのため、
肩幅が広く首が短く見えるため、見た目が悪くなってしまいます。
肩こりだけでなく、首が短く見える原因は僧帽筋かもしれません。
先程紹介した僧帽筋の下にあるインナーマッスルです。
僧帽筋がパンパンになっている方は
その下の肩甲挙筋までマッサージではなかなか届きにくくなってしまいます。
そのため、
鍼で直接刺激を入れたほうが肩こりの解消につながるかと思います。
また、
肩甲挙筋も腕や頭を支える筋肉で、常に負担がかかっています。
僧帽筋と同様に姿勢が悪いと
肩甲挙筋にかかる負担が増えて頑固なこりにつながっていきます。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では、
首こり・肩こりの原因となりうるトリガーポイントの治療を行っております。
トリガーポイントとは、
こりが酷くなり、痛みセンサーが過敏化してしまっている状態のことを言い
指圧をするとズーンと響くような痛みがあったり、
押した場所から離れた部位まで痛みが響いたりするポイントのことを言います。
このように押した場所から
離れた箇所に痛みが響くことを、筋肉の関連痛と言います。
トリガーポイントが存在する場合、
普段感じている痛みが再現される又は、
同じことをしているのに他の場所よりも痛みが強く感じます。
トリガーポイントによっても
首こり・肩こりや頭痛など付随する症状を感じることがあります。
その場合、
エコー・力を入れる・指で押す・ストレッチをかける等の各検査を行うことで、あなたの首こり・肩こりの本当の原因となっている部位(トリガーポイント)を正確に特定することができます。
《トリガーポイント(✖印)、痛みを感じる部分(赤色)》
先程説明した僧帽筋と肩甲挙筋のトリガーポイントです。
首から肩や背中・頭にかけて強く痛みを引き起こすことがわかります。
トリガーポイントにふれると
「そこです!!!」といったような感覚になります。
当院ではトリガーポイントに対して
主に鍼治療を行うことでこりの不快感を軽減しております。
《トリガーポイント(✖印)、痛みを感じる部分(赤色)》
肩こりを引き起こす筋肉の
トリガーポイントにより
頭に痛みを飛ばすことがあります。
首こり・肩こりだけでなく
頭痛を伴っている方も非常に多く見られます。
どこの筋肉が肩こりの原因になっているのかを調べるために
当院では、まず首や肩の可動域を確認し、
痛みがでる動きやつっぱり感を感じる場所を見つけます。
首こりや肩こりがある方は
自覚がなくても可動域が狭い方が非常に多いです。
肩こりの原因になっている筋肉を触って確かめていきます。
首や肩の周りには筋肉がたくさんあります。
解剖学を熟知している鍼灸師が一つ一つ丁寧に確認して、
こりの原因となる筋肉を特定していきます。
首こり・肩こりの原因となる筋肉に対して治療をしていきます。
詳細な部位に関しては超音波画像診断装置(エコー)を用いて、
ミリ単位でこりを狙います。
凝っている場所に直接鍼でアプローチすることで、
局所の血流改善を起こし、こりの不快感自体を変えていきます。
上記のようにこりに対して、
直接、正確に鍼でアプローチすることで症状の変化が見られることが多いのですが、
このままでは元に戻ることが予想されます。
首こり・肩こりは、日常での不良姿勢や繰り返しの動作による
首肩の筋肉へのストレスが主原因の場合が多いです。
そのため、
不良姿勢や繰り返しの動作で固くなった筋肉や関節の動きにアプローチし、
良い姿勢を楽に取れるような体づくりを目指します。
また、患者様一人一人に対してのヒアリングを通して、
日常生活でできるセルフケアやアドバイスもさせていただきます。
肩こりは軽視されがちな症状かもしれません。
しかし、首こりや肩こりが続くと頭痛や肩の痛みにもつながる場合があります。
「痛くないから病院には行かないし、でもマッサージじゃ良くならないし、どうしたら良いか悩んでいました」
当院にはそんな患者様も多く見られます。
名古屋市名東区一社にある名古屋トリガーポイント鍼灸院では
筋肉の専門家である鍼灸師が
エコーを用いた検査や可動域検査、問診などをしっかり行い、
今までわからなかった痛みの原因を探していきます。
お一人お一人にあわせた治療プランで
辛い首こり・肩こりを私たちと一緒に治していきましょう!
少しでも辛いなと感じる方は、症状が酷くなる前に
当院のトリガーポイント治療をお試し下さい!
コンテンツ作成:倉橋 千夏子
名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師
【資格】鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
【経歴】鍼灸マッサージ師免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。
トリガーポイント治療・エコーを使った安心安全効果的な鍼治療を行っております。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員