愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
中腰姿勢での作業が多く膝には負担がかかっているとのことです。
4年前に半月板損傷と診断され、外側半月板を手術しました。
その後一度、痛みは治まったが、中腰姿勢を続けていると再び膝外側の痛みが再発し、当院へ来院されました。
・仕事中の中腰姿勢で膝外側が痛い
・仕事後も痛みがありアイシングをする
膝の可動域や、その他理学検査に異常はなく、中腰姿勢を長時間続けていると痛みが出現するとのことでした。
そのため、中腰姿勢で負担の掛かる筋肉をピックアップして筋肉を触診し、圧痛を見ていくと
下の写真のように、外側広筋に圧痛を認めました。
外側広筋は大腿四頭筋と呼ばれるもも前の大きな筋肉の一つで、膝を伸ばす動きに大きく関わっています。
中腰姿勢や、スクワットのような動きの時には、膝を伸ばす方向に力を入れているため
外側広筋をよく使います。
このような動きで過負荷がかかり、外側広筋にトリガーポイントができると
外側広筋のトリガーポイントは下の写真のように膝の外側に痛みを出現させます。
10日に1回ペース
来院時 股関節外側から、ふとももの外側全体に圧痛があり、軽い指圧でも逃げるような反応(ジャンプサイン)が見られた
3診目 ペインスケール(最初の症状を10とする)10→6
5診目 ペインスケール(最初の症状を10とする)10→4
中腰姿勢はでは膝蓋骨の少し上に痛みがある程度に改善。仕事後の痛みも忙しいと少し感じる程度に改善。
8診目 問題なく中腰姿勢ができるようになり治療終了。その後1ヶ月経っても再発はありませんでした。