愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
MRIやCT・レントゲンでは異常なしと言われた。
変形性股関節症と診断されたが、特に
もしかしたら、骨や関節そのものではなく
筋肉が問題かもしれません!
股関節の痛みや可動域制限、歩行異常、運動制限などがみられます。
初期は立ち上がりや歩きはじめなどに股関節に痛みを感じます。
進行すると痛みが強くなり、何をしていなくても痛みを感じることがあります。
そのため、日常生活に大きな影響があります。
たとえば、着替え、爪切り、和式トイレ使用や正座などが困難になります。
股関節の軟骨がなんらかの原因により傷んで、すり減っていくことで股関節に痛みなどが生じる疾患です。
40歳〜50歳女性に多く、
原因としては、重量物作業や寛骨臼形成不全、発育性股関節形成不全(脱臼)の既往、肥満などが挙げられています。
特に寛骨臼形成不全の占める割合は80歳以上で40%以下で、40歳代では90%と大半を占めています。
寛骨臼形成不全による変形性股関節症では病期や年齢に関わらず
骨盤前傾が強いことや腰椎の前弯が増強されています。
いわゆる“反り腰“の状態で、股関節の前側の筋肉が硬くなるため筋肉による痛みや可動域制限などが生じることが考えられます。
また、60歳以上の高齢発症の股関節症では
腰椎後弯と骨盤後傾が強いと言われております。
骨盤が後ろに傾くと、股関節の安定性が低下し、骨盤の前側にある筋肉である腸腰筋の負担が増加します。
その結果、過剰に腸腰筋が働きすぎることで股関節に痛みが生じる原因となることが考えられます。
また、変形性股関節症では歩行時の膝関節への負担が増大するため
膝関節痛を伴いやすく、変形性膝関節症の発症や進行リスクが増大することがあります。
変形性股関節症では、
上述の通り、骨盤の傾きが生じて股関節周囲の筋肉が硬くなり、可動域制限や痛みを引き起こしていることがあります。
そのため、股関節周囲の筋肉のコリをなくせば、可動域や痛みが軽減し日常生活への支障が軽減する可能性があります!
手術を検討する前に股関節周囲の筋肉の治療を行うことをおすすめいたします!
ここでは、変形性股関節症で痛みを生じやすい筋肉について紹介いたします。
骨盤が後ろに傾くと股関節の前面にある腸腰筋の負担が増えて痛みを引き起こします。
また、腸腰筋がかたくなると反り腰にもなりやすくなります。
骨盤の前側から膝につく筋肉です。
大腿直筋が硬くなると反り腰になりやすかったり、膝に痛みを生じやすかったりします。
骨盤の前から膝の内側につく筋肉です。
股関節を曲げるときに痛みやつまりが出るのは縫工筋のせいかもしれません。
お尻の後ろ〜外側にある筋肉です。
あぐらをかく姿勢で痛みが出るのは中臀筋が硬いせいかもしれません!
お尻の横側にある筋肉です。
あぐらをかく姿勢で痛みが出るのは小臀筋が硬いせいかもしれません!
変形性股関節症の明確な診断基準はありませんが、以下のものが使用されることが多いです。
股関節痛があり、
①赤血球沈降速度20mm/時未満
②大腿骨頭あるいは寛骨臼の骨棘形成
③関節裂隙の狭小化
の3項目のうち2項目以上が該当するものとなっている。
米国リウマチ学会基準
変形性股関節症と診断されても、股関節周りの筋肉のコリによる症状かもしれません。
当院では医師による診断行為はできませんが、以下のような方法などで鑑別を行っていきます。
腸腰筋など股関節の前側の筋肉の硬さをチェックします。
中臀筋・小臀筋などのお尻の筋肉の硬さをチェックします。
あぐらの姿勢で痛みが出る方や可動域制限のある方はこのテストができない方が多いです。
股関節前面の硬さをチェックします。
中臀筋や小臀筋が硬いと膝とベッドが開いてしまいます!
中臀筋や小臀筋などの筋力をチェックします。
特に小臀筋で筋力が落ちている方が多いです。
股関節周りの筋肉を押した時の痛みや筋肉の硬さを確認します。
変形性股関節症の方は関節だけでなく、筋肉の硬さにより症状が出ることが多いため1つ1つの筋肉の確認を行なっていきます。
詳細な部位に関しては超音波画像診断装置(エコー)を用いて、どの組織で痛みがでているのかを画像を見て確認致します。
上記の検査で痛みや可動域制限などの原因となる筋肉を絞っていき、
その筋肉に対してトリガーポイント鍼治療を行なっていきます。
詳細な部位に関しては超音波画像診断装置(エコー)を用いて、
ミリ単位でコリを狙います。
凝っている場所に直接鍼でアプローチすることで、
局所の血流改善を起こし、コリの不快感自体を変えていきます。
変形性股関節症と言われていても、筋肉の治療を行うことで痛みや可動域が改善する症例は当院でも多くの経験がございます。
股関節の痛みや可動域制限による日常生活への支障などでお困りの方は
ぜひ一度名古屋トリガーポイント鍼灸院の鍼治療をお試しください!
コンテンツ作成:倉橋 千夏子
名古屋トリガーポイント鍼灸院 鍼灸師
【資格】鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
【経歴】鍼灸マッサージ師免許取得後、名古屋トリガーポイント鍼灸院にて勤務。
トリガーポイント治療・エコーを使った安心安全効果的な鍼治療を行っております。
コンテンツ監修:斉藤 究
さいとう整形外科リウマチ科 院長、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会専門医、日本内科学会会員
名古屋市名東区一社駅から徒歩1分!土日祝日も営業している整形外科医監修の鍼灸院
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