愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
手の痺れ(しびれ)は神経によるものだと考える方が多いかと思います。ですが、神経以外にも筋肉性の痺れ(しびれ)や血行性の痺れなども存在します。
一言に「神経が原因です。」といっても首(神経の出口)〜手先(神経の終わり)までの通り道の間で何によってどのように神経が障害されているのかなど様々な原因が考えられます!
今回は、手の痺れについて当院の治療や筋肉性の痺れについてまとめてみたいと思います!
胸郭出口症候群について
詳しくはこちらの記事を御覧ください!
https://www.triggerpoint.nagoya/wp-admin/post.php?post=4244&action=edit
『しびれ』と聞くとビリビリやチクチクする、正座を長時間した後のような感覚を想像される事が多いかもしれません。
実は、患者さんの訴える「しびれ」にはいくつか種類があります。
①異常な感覚(ビリビリ、ジンジン、チクチク等)
②感覚麻痺(触った感じが変、触られても感じない)
③運動麻痺(勝手に動く、痙攣(けいれん)とは違う運動が起こる)
など『痺れ(しびれ)』にも様々な症状があります!
あなたの『痺れ』はどの痺れに当てはまりますか?
ここからはそれぞれの痺れのタイプごとに考えられる原因を説明していきます。
①異常な感覚(ビリビリ、ジンジン、チクチク)タイプ
この様なしびれは神経や血管が原因である可能性が高いです!
しびれを感じる部位にもよりますが、頸や肘、手首などで障害されていることが多いです。
また、糖尿病などの内科系疾患でも手指の痺れが出ることがあります。
②感覚麻痺(触った感じが変、触られても感じない)
感覚の異常を伴う痺れも神経性の痺れである可能性が高いです。
また、「手の平に紙を貼ったような感覚」というような異常感覚の場合には、手首や指の筋肉をほぐすことで解消される場合があります。
③運動麻痺(勝手に動く、痙攣(けいれん)とは違う運動が起こる)
中枢神経(脳や脊髄)が原因の場合が多いです。
命に関わるものから、薬で緩和されるものなど様々あります。
意識せずとも勝手に手足が動いたり、明らかに痙攣とは違う運動が伴うものは病院で検査することをおすすめします。
(特に、顔面の痺れと手足の感覚異常や運動障害が伴うものはすぐに病院へ行くことをおすすめします。)
【筋肉性の痺れ】
意外に思われるかもしれませんが、筋肉のトリガーポイントによっても痺れを引き起こすことがあります!
ここまでは、筋肉によって神経が圧迫された事による”神経性の痺れ”についてご紹介しました。
しびれを訴える患者さんに対して、神経の検査をしても反応がないことがあります。
そのような患者さんに対して、トリガーポイントとなる筋肉を押したり、負荷をかけたりすると普段感じている痺れを再現出来ることがあります!
そしてそのトリガーポイントに鍼をすると痺れが改善した。というような患者さんを何人も経験しております!
例えば、
(トリガーポイントと関連痛ガイドより引用)
(左:斜角筋による症状を感じる部位を赤く表示、右:斜角筋のトリガーポイントを✖で表示)
首の前にある斜角筋のトリガーポイントは、二の腕や手の甲、指にまで痺れを引き起こすことがあります。
斜角筋は神経を圧迫したり牽引する要因にもなりますが、神経を圧迫していなくても斜角筋のトリガーポイントによって
手に痛みや痺れを引き起こしていることがあります。
(トリガーポイントと関連痛ガイドより引用)
(左:広背筋による症状を感じる部位を赤く表示、右:広背筋のトリガーポイントを✖で表示)
背中にある広背筋のトリガーポイントは、肩や脇、手先に痺れを引き起こすことがあります。
背中の筋肉が原因で肩〜手先の痺れが引き起こされているとは驚きですよね!
このように、筋肉によっても手のしびれを引き起こすことがあるので、神経の治療をしていてもあまり良くならない方は是非ご相談くださいませ!
(筋肉による手の痺れの実際の症例はこちらから)
「手の痺れで困っている。」「治療を受けても改善しない…。」という方も是非お気軽にご連絡くださいませ!
ご不明な点や症状に関しての
ご質問、ご予約は当院の公式LINEより承っております!
☝公式LINEからご予約・ご相談可能です☝
☝ご予約はネットからもできるようになりました☝
(お急ぎの際はお電話にてお問い合わせください。)
ご来院お待ちしております。