愛知県名古屋市名東区一社 トリガーポイント 筋膜リリース 鍼灸 アナトミートレイン
この様な症状でお困りではありませんか?
☑頭痛で仕事に集中できない
☑頭痛が頻繁にある
☑病院で検査しても異常がない
☑頭痛がひどく、薬をよく飲む
こんにちは名古屋トリガーポイント鍼灸院の安江です。今回は頭痛について書いていきたいと思います。
頭痛と言っても軽く痛いというものから、痛みで動きたくない程痛いものまで痛みの程度が大きく違います。
また、原因も様々あり、原因により治療方法や対処法が大きく違います。
「また頭痛だ」と放置しておくと命に係る場合や、私生活に支障をきたす場合があります。
このページでは頭痛に対する当院での治療と、考え方について書いていきます。
頭痛は大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。
一次性頭痛とは、
機能性頭痛や慢性頭痛とも呼ばれ、明らかな基礎疾患(脳血管の異常や腫瘍など)のない頭痛のことです。
一次性頭痛の約90%以上を筋緊張型頭痛と片頭痛が占めていると言われ、更にそのうちの3分の2を筋緊張型頭痛が占めていると言われております。
なので、一次性頭痛の殆どが筋緊張性頭痛ということになります。群発頭痛なども一次性頭痛に含まれます。
治療法は、保存療法(投薬、鍼灸、リラクゼーションなど)がメインになります。
二次性頭痛とは
脳血管、骨折、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、感染症、高血圧、中耳炎、副鼻腔炎など
頭や首に明らかな原因疾患のある頭痛のことです。
頭痛でお悩みの方はまず命に関わる病気でないかの検査が大切です。
以下の項目に当てはまる方は病院(脳神経外科、頭痛外来など)で一度検査されることを強くおすすめいたします。
・突然発症の頭痛
・今までに経験したことがない激痛
・痛む頻度と痛みの強さが日に日に増していく
・ いつもの頭痛と痛みの種類が違う
・言語障害や手足の麻痺、視力障害などを伴う頭痛
・癌などの疾患のある方の頭痛
また、上記の項目に当てはまらない場合でも当院で検査し、二次性頭痛が疑われる場合提携している整形外科に紹介させていただく場合がございます。
頭痛の種類により様々な原因があります。
・筋緊張性頭痛
頭や首まわりの筋肉が固くなることが頭痛の原因と言われています。
筋肉の緊張により血管や神経が圧迫されることにより痛みを感じる場合もありますが、
筋肉の関連痛により頭痛を感じていることが多くあります。(下で詳しく書いていきます。)
・片頭痛
原因ははっきりと解明されていませんが、
ストレスなどにより、セロトニン(血管を収縮させる作用のあるホルモン)が放出され、側頭部の血管を収縮します。その後、リラックスした時などに急にセロトニンが出なくなったことにより血管が急激に広がり、側頭部の神経が刺激されズキンズキンと脈打つような痛みが出るのではないかと言われています。(諸説あります。)
片頭痛は、日本人の8〜10%の人にあり、女性に多いと言われています。
頭痛の前にギザギザした光が見えたり、視界の半分が見えにくくなったりすることもあります。(光や音に)
・群発性頭痛
原因ははっきりと解明されていません。
「目の奥がえぐられるような痛み」と表現される患者様もいるほどの激しい痛みが特徴です。その他にも結膜の充血、頭痛発作に周期性があるという特徴があります。
当院では、危険な頭痛(二次性頭痛)でないかのチェックを行い、一次性頭痛の可能性が高い場合、問診や検査、触診を行い治療部位を決めていきます。
冒頭でもお伝えしましたが、原因により治療方法や対処法が大きく異なります。
頭痛は、筋肉によって神経や血管が圧迫されて発症していることが多く、原因となる筋肉を見つけ緩めることで症状が改善します。
この様に、当院では筋肉・血管・神経など何が原因なのか問診、検査し治療を行っております。
また、痛みを感じている部分には原因がなく、少し離れた筋肉により痛みを感じることがあります。このような痛みを”関連痛”といいます。
ここからは、当院に来院された実際の患者様の症例ををもとに、”関連痛”とはなにかについても書いていきます。
痛みの原因がある部位とは異なる部位に感じる痛みのことです。文字で見ると分かりづらいかと思うので図も使いながら説明させていただきます。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
上の図は✖印が痛みの原因部位ですが、痛みを感じるのは赤く塗られている部分になります。
この図は中殿筋というおしりの筋肉にトリガーポイントができると、腿裏やふくらはぎにまで痛みを感じることがあります。
このような痛みを”関連痛”といいます。
ここからは、この関連痛による痛みが原因と思われる頭痛で来院された患者様の症例を書いていきます。
【首の後ろにコリ感があり、こめかみの辺りに絞め付けられるような頭痛】
首こりは激しく、首を動かすと痛みが出ていました。
特に、頭を後ろに倒す、前に倒す、右横に倒すなどの動きで痛みが出ました。
色々な検査や圧痛などから特に、僧帽筋という筋肉のトリガーポイントが悪さをしていることが分かりました。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
左の図は僧帽筋の図です。僧帽筋は首の後から肩、背中を包むような大きな筋肉です。
この筋肉にトリガーポイントができると、右側の図の赤い部分に痛みを感じます。
見ていただくとわかるように、側頭部(こめかみ)や首や顎まで痛みを感じることがあります。
以下の様な所見があれば僧帽筋が痛みの原因である可能性が高いです。
・首や肩を動かした時の痛み
・慢性の側頭部痛
・僧帽筋を指圧した際にいつもの痛みを再現できる。
この患者様は、腕を肩の高さに挙げての作業が多いとのことでした。このような姿勢が僧帽筋に負担をかけていたのかと思われます。
僧帽筋をメインに治療を行い数回で症状が消失し、鎮痛薬も飲まなくて良くなりました。
【左こめかみの頭痛、運転時左を向くと首が痛い】
左を向く、右に首を傾ける動きで左首と頭の付け根辺りに痛みが出ていました。
運転中に後ろを確認する時に痛みがあるので何とかしたい。
また、頻繁に側頭部に頭痛があり痛みが出ると数時間続くことが多く辛い。
痛みの部位や、圧痛、筋肉の硬さや普段仕事で下を向くことが多いということから頭半棘筋という筋肉が頭痛の原因であると疑い治療をしました。
≪トリガーポイントと関連痛ガイド 引用≫
上の図は頭半棘筋の図(左)と頭半棘筋の関連痛により痛みを感じる場所を赤く塗った図(右)です。
この頭半棘筋は頭を後ろに引っ張る時に使われます。
なので下を向いている時には、体重の約10%程の重さがあると言われる頭を支え続けているわけです。
頭半棘筋に鍼をするとその後すぐに頭痛は治まり、首を動かした際の痛みも改善しました。
来店時の痛みを10とした場合、治療後には3になりました。
2回目の治療後には症状が消失しました。
関連痛による頭痛だけでも約12種類の筋肉が原因として考えられますが、関連痛以外にも筋肉により頭痛が引き起こされていることがあります。
筋肉の近くには神経や血管が多く走行しています。これらが筋肉が固くなることで圧迫され、頭痛を引き起こしている場合があります。
このような頭痛も問診や検査、触診、超音波画像診断装置(エコー)による血管神経の描出により治療部位を決めていきます。
神経や血管を圧迫している場合も圧迫している筋肉を緩めることで症状を改善する事ができます。
超音波画像診断装置(エコー)は筋肉の状態を確認し、炎症や肉離れなどがないか、確認することが出来る装置です。
エコーガイド下に鍼治療を行うことで、より安全で正確な施術をすることが出来ます。
筋肉を動かすことによって筋肉の血流を良くして柔らかくする効果が期待されます。
鍼に電気を流して筋肉を動かす機械です。
電気といっても「ビリビリする感覚」はほとんどなく、筋肉がピクピクと動く感覚です。
筋膜リリースのツールで、痛みなく筋膜リリースする事ができ、鍼が苦手な方でも安心して受けていただけます。
筋膜リリース効果とリラックス効果の両方の効果が期待できます。
当院では、様々な痛みの種類・場所・原因に対し鍼やお灸、MYORUBによる筋膜リリース、運動療法なども使い、
患者様のお身体の状態に合わせた治療計画を立て、”痛みのある部位”と”痛みの原因”のどちらにもアプローチをし、一刻も早い症状の改善を出来るよう努めております。
マッサージや整体などであまり改善されなかった方もいらっしゃるかと思います。
当院では超音波画像診断装置(エコー)を使い、指では届きにくい深い筋肉のに鍼でアプローチすることで改善される方も多くいらっしゃいます。
なかなか良くならない頭痛や慢性の頭痛、是非一度当院へご相談ください。
下の公式LINEボタンからご予約も可能です。(お急ぎの方や、公式LINEの使い方がわからない方はお電話にてお問い合わせください。)
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